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若草色の痙攣

若草色の痙攣

Sale Sold out

陶, 釉薬, 箔, 木
h: 43.5, w: 16.5, d: 15 cm
2024

 

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詩人・建畠晢氏がこれまでに発表してきた全詩集の中より新旧の詩17篇を厳選し、その各1篇ずつを17名の美術作家がイメージソースとして新作を制作・発表するという特殊な展覧会「詩人と美術家とピアニスト」(ギャラリーノマル / 2024.10.28 - 11.16)で発表された作品。
高嶋は「若草色の痙攣」(「死語のレッスン」思潮社, 2013)というタイトルの詩篇からイメージを展開し、この作品を完成させました。

 

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この作品は、人や動物など生物の顔の部分を花瓶や壺などの陶器の口の部分に置き換えた肖像のシリーズです。ひとつひとつの作品は焼き物の土を使い、手びねりで中を空洞にしながら制作をしています。顔には穴が空いており、その表情は見えませんが佇まいや仕草などから一点一点の存在の輪郭を感じ取ることが出来ます。

「空 / 空洞」は何もないということではなく、多様な可能性を内包する余白に満ちている状態だと言い替えることが出来ます。顔という特徴を表す部分があえて「からっぽ」になることで地と図が反転し、イメージが広がるきっかけが生まれます。

「美術」と「工芸」、「有」と「無」など色々な物事の境界線を行き来しながらその狭間に生まれる存在を捉え、思考や感情の「うつわ」になるようなものを作りたいと思う自分がいます。

 

 高嶋英男 Hideo Takashima

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