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接点 (黄–黄緑) #02
接点 (黄–黄緑) #02
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acrylic on canvas, wooden panel
h: 15, w: 10.2, d: 3 cm
2026
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虹は、光の分解ではなく、圧の変化として捉えている。
低気圧から高気圧へと移行する揺らぎのように、身体に生じる圧の変化は感覚をわずかに変える。
その差異を、白黒から色彩へと展開している。
池上恵一 Keiichi Ikegami
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[個展「いまここ / Here and Now」(2026.4.18-5.23 / ギャラリーノマル)での作家コメントより]
奈良の大仏をスケッチしているとき、触れていないにもかかわらず、頭上から押さえつけられるような圧を感じた。大仏に指圧されている、としか言いようのない感覚だった。
私はこれまで指圧を通して身体に触れ、両親や家族の死の直前に、凝りがほどけていく感触を経験してきました。そこから、生きている身体と凝りは切り離せないひとつのものであると気づき、その感触を、木炭の黒と支持体の白のあいだに生じる圧として定着させてきました。
昨年の個展以降、人のかたちをしていながら凝りの見受けられない仏像に関心を持ち、奈良の大仏をはじめ仏像たちをスケッチしてきました。
そのときの体験から、圧は指で加えるものだけではなく、すでにこの空間や宇宙から与えられているものなのだと気づきました。私たちは常に、重力や空気、氣圧といった宇宙の圧の中に生きています。
本展では、その圧に触れた一瞬一瞬の「いまここ」そのものを作品としています。それはその場でしか立ち現れない出来事であり、身体と宇宙のあいだに生じる圧が、この空間の「いまここ」に——。
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